可愛くいれなきゃ意味がない

メンヘラオタク備忘録

メンヘラ開花

付き合ってから私はもうメッロメロだった。かつきくんだいすきだいすき♡♡♡♡♡まんこ大洪水は相変わらずだった。

でも一つだけ変わったことがある。彼女になったことでかつきくんの遠慮がなくなった。良いことなのだが、私は些細なことでもすごく怒られるようになった。彼は沸点がアホみたいに低く、キレやすかった。次第にかつきくんの顔色を伺いながら日々を過ごすようになっていた。

仕事で出来ないことがあれば烈火のごとくブチ切れられ、他のスタッフが大勢いる前で大声で罵声を浴びせられ泣かされプライドはズタボロだった。

そして、我慢の限界がきた。

「美容師やめたい」

喧嘩した日の夜、泣きながら彼に言った。かつきくんに憧れで美容師頑張ろうって決めたけど、付き合ってから美容師たのしくない、つらい、もうやめたい。甘えてると思うだろ?でも毎日些細なミスで上司(彼氏)から怒声を浴びせられてみて?心が死にます。好きな人から死ぬほど怒られるんだよ?無理では。私が悪くないことも全部私が悪いとされて怒られる。心にも限界があった。

毎日キレないように怯えて顔色を伺いでもキレられ怒られ、私のちっぽけなプライドはズタズタに踏みちぎられていた。

かつきくんは泣きそうな顔で聞いていた。「俺ゆりな追い詰めてたんだな」この時、かつきくんは初めて私の前で泣いた。あとから先にも、喧嘩して泣いたのは私が初めてらしい。そらゃそうだよアラフォー。あったら困るわ。

色々あってこの日からかつきくんとわたしの関係はちょっとずつ歪なものに変わっていった。


お互いの尊厳のため詳しくは書かないが、私はメンヘラが悪化しリスカ癖が若干戻り別れ話を数度持ちかけたり、別れ話がこじれて二人して過呼吸になったり、別れ話のたびに泣いて止めてたかつきくんも次第に慣れてきたり、怒られすぎた心の何処かで今も若干冷めつつある自分がいたり、喧嘩がこじれてはじめて人を殴って首を絞めたし、初めて顔殴られて髪掴まれてヘッドロックされたし、初めて意識飛びかけるほど首締められたり、まあ色々波乱万丈に過ごした。

喧嘩してなければ平和で、ちんこちんこ♡と言いながら隙あらばちんこを触るゆりなと、ちんこばっか触んな!といいつつちょっと勃つかつきくんでラブラブライフを送っている。



でも私は携帯を覗き見るなと怒られるくせに通知画面で内容を確認されたり、職場の上司でも男からラインがくればビンタされたり男相手に顔文字でも使おうものなら別れるとまで言われる(自分は女のお客さんのラインでガンガン絵文字使う、これも営業とか言ってる)いつ爆発するかわからない時限爆弾をかかえつつがんばっているよ。アピール。


次はセックスの話。

私とかつきくん

時は2016年10月末まで遡る。当時就活中だった私は、サロン見学という名の軽い面接をしにサロンへと向かった。

当時、秋にしてはとても寒くてちょっと厚着で向かった私はサロンの中に入り後悔した。暖房ガンガンだー。暑いなーと思いつつそしてオーナーの話を聞いてから、帰り際に他従業員とも話をする機会が。そこで初めて出会った彼氏ことかつきくん。

見た目がマッシュな時点であ〜この雰囲気好きとは思ってたのだが、「暑くないの?」とにやり。直感で好きだと感じた。会話してみると私好みの若干気怠げなクール系で更に好印象。こういう一線を引いてくる男が好き!!!!!と内心興奮していた。髪型服装共に好みで話した雰囲気もSUKI!!と結構がっつりロックオンしていた。これは彼氏には死ぬまで秘密だけど。

しかしここでアラフォーなことを知る。見た目がやたら若い彼、30前半だと思ってたら既に40へのカウントダウンが進んでいた。ここで年の差を考え、いやないわなと一度冷静になった。

よく考えても見て欲しい。父親の方が歳が近い男と付き合うのだいぶ複雑じゃないか?むりむり。

この時は呑気にもそう思っていた。


就職しても、彼とはそこまで仲良くなかった。よくしてくれる先輩がおり、その人に指導を受けていた。

が、ある日転機が訪れる。当時私より半年ほど先輩だった能天気お花畑天然ビッチとモメて、仲裁に入ってくれたのが彼氏と他の先輩だった。

他の先輩がお花畑女をなだめ、彼氏が私をなだめた。怒り心頭だった私を、彼氏がステーキを食べに連れて行ってくれた。(夜9時半)

優しく話を聞いてくれ、私を肯定してくれ、私は閉店間際のステーキ屋さんでまさかの大号泣した。(迷惑)今思えばほんとうに迷惑だと思うし実際あとから俺泣かせたみたいですごい気まずかったと言われた。だよねー!

彼氏の優しさに触れた私は封印したはずのときめきが戻ってくるのと同時に、この人のことを人としての憧れだと感じた。恥ずかしい話、神様に見えていた。何を隠そうメンヘラ、神格化を始めたのだ。この人の言うことは絶対、この人が一番正しい、この人が私を導いてくれる。勘違いも甚だしい。かつきくんはただの人間だ。しかし頭の弱い私は、彼を心の中で崇め奉り、信仰していた。アイドルかよ。

美容師として憧れを抱き、この人のようになりたいと感じた私は人生で一番の努力を重ねた。生まれて初めてレベルで頑張った。その甲斐あって先輩だったお花畑女のレベルをサクッと超えた。

頑張るたびに彼は付き合ってくれ、夜の居残り練習も付き合ってくれ、ほんとうに優しすぎてメロメロだった。この時は恋愛的な感情も少しあったがまだ神格化の方が強かった。



いつ頃からか、彼と深夜デートをするようになった。夜ごはんを食べに行き、深夜にファミレスに呼び出し話をしたり。そのうち、私は彼といるだけでまんこが大洪水を起こすようになっていた。デニムの股に染みる粘り気のある謎の液体――愛液だ。

私はついに、恋愛的な意味で好きになっていたのだ。

濡れないことに定評のあった己のまんこの大洪水具合に一瞬病気を疑うが、彼に常にトキめいており身に覚えがあり過ぎる膣キュンが多かったため、生理でもないのに私は毎日おりもの用の薄いものではなくごついナプキンをつけてそれをまん汁でビッチャビチャにしていた。

好きを確信する前、私は軽い気持ちで彼に県外デートの約束を持ちかけていた。普通は彼女といくようなスポットだが、行ったことない同士いってみたいという話になり、食という共通の趣味が合致しデートすることになっていた。まんこ大洪水で一日中デート?やばくない?実際やばかったわけだが。

デートの一週間前、私が彼が好きな某ブランドのTシャツを買ったと自慢のラインを送ると彼も速攻オンラインでポチっていた。そしてなんと、ペアルックでデートに挑むことになった。なんだってー?!この日ペアルックな!と言ってきた彼氏、鬼かと思った。言われた瞬間めっちゃ濡れた。

かくして常にまんこ大洪水女は、好きピとペアルックで県外デートをしたのだが……。

足湯中、「お前足ちいさいな」「え?なんだかんだ23.5はありますよ」「おれ28〜」(ここで足の上に足を乗せられる)(絡む足)(大洪水注意報発令)と謎の絡みを見せられたり、自撮りしてってお願いされてふたりでSNOWをして「やば、おれらそっくりじゃね?目元似すぎ」「た、たしかに(膣キュンすぎて震えてる)」「運命かな〜笑」「(イクかとおもった)」という罪深い発言に踊らされた。

そして帰宅途中、最大のイベントが訪れた。


おっぱい事変。


付き合う最初の一歩だと思う。おっぱい星人な彼は、この頃普通に仲が良く冗談で貧乳をいじって来たりしていた。胸がないない言われた私は、「ちゃんとありますよ!触って確かめますか?」と冗談交じりで発言。すると「じゃあ触ってみようかな」………え?まじか???????

こうして私は上司とペアルックで県外デートした帰りに乳を揉まれた。


それから何度か乳揉みイベを経由し(当然毎回大洪水だった)、私たちは曖昧な関係だった。

たぶんしようと思えばセックスは出来る。でも、上司だ。そして私はちんこが入りづらいというクソまんこだった。悩んだ。でも、既にセフレになってでも彼の隣にいたいと思うようになっていた。取り返しがつかないほどに好きになっていた。

だから私は覚悟を決めた。

レイトで映画を見たその日の夜、乳を触り後ろから抱きしめてきた彼に向かって「私は先輩の何ですか?」と問いかけた。いまのままの生ぬるい関係が好きだった。でも先を求めてしまった。どうしてもこの人とセックスがしたかった。

彼女になれなくてもよかった。

彼はそれ聞く?と言いづらそうにしていた。「正直に言うとゆりなのことは好きだよ。でも俺はあんまりこの気持ちをはっきりさせたくなかった」迷惑なんだろうなとおもった。彼にとってはちょっと遊んだだけの新入社員。ヤろうと思えばヤれたのにいままでセックスしなかったのは、そこまでの魅力がなかったからなんだろうか。泣きそうになった。

「仕事とか色々あるし気まずくなりたくなかった。でももういいや、俺ら付き合おう?」

奇跡とはこういうことを言うんだとおもった。

憧れでずっと手の届かないと思っていた星のような人に手が届いた。たぶんこの人生の中で私史上最大の幸運であり、神様がくれた最高の奇跡なんだと今でも思う。

セフレでよかった。都合のいい女でよかった。

だけど、私はこの日からかつきくんの彼女になれた。

自己紹介

※当然のようにフェイク入りです

 

 

彼女♡ゆりな ♀ 20前半

 

当ブログを書くメンヘラ。世紀末の貧乳。どマゾ。

陰キャ根暗オタク。底辺高校に通っていたが何故か陽キャギャルたちと仲良くなり2年生から突然高校デビュー。田舎ヤンキー(?)を経て美容学校ではギャル紛いと化す。素行と頭はわるめ。

当時派手髪パリピウェイだったが、彼氏は20年間ほぼ無し(大抵二ヶ月も続かない)。セックスの経験はあるが入らず断念がほぼ。大抵レスで終わっていた。自分には性欲はないものだと思い生きていた。のちに膣の入り口が激狭だったことが判明。まともにセックスが出来たのは今の彼氏がはじめて。

ヘアメイクで働いていた結婚式場のオーナーが資金難で夜逃げしたので、職に困り適当に免許を持っていた美容師の道に進む。

そこで出会った彼氏こと「かつき」の人間性に惚れ、美容師として憧れを抱き純粋に尊敬の気持ちとあと若干の雰囲気の好み感にときめきつつ指導を仰いでいたらなんだかんだあってセックスした。

その一年後社内恋愛がバレて彼氏がクビになり、気まずくてやめてきたクズ。今はアパレルをしつつ時々美容師のアルバイトをしている。

陰キャなので虐められたし色々重なりやみの不登校時代を過ごす。摂食障害睡眠障害リストカットなどメンヘラ代表は一通り履修済み。唯一無かった依存体質は当時アニメやゲームに向けられていた為、他人に固執したことがなかったので、浮気してようがお好きにどうぞさよならって感じの淡白女だった。しかし彼氏の英才教育の甲斐あり、もともと抱えていたメンヘラの素質が大開花して依存型束縛系メンヘラと化す。そしてセックス中毒となり事あるごとにちんこを舐めたがり入れたがる。性癖が捻じ曲がってきた。2017年、某県内で一番カーセックスをした自信ある。

 

 

彼氏♡かつき ♂ アラフォー

 

大の甘党。シュークリームが大好き。ちょっとポチャデブだが着痩せの鬼により見た目はスリム。

美容師歴15年越え大ベテラン。マッシュが可愛い謎のアラウンド40。ギリ30代を保っていたら一回り以上年下の彼女ができたロリコンおっぱい星人

陽キャパリピバンドマンヤリチン。キャラが濃い。付き合ってはいけない3Bのうちリーチを掛けてくる系。根っからのS。最近束縛系メンヘラの属性を会得した。

追いかけられると燃えるタイプで、相手の感情に左右されがち。相手が冷めると自分も冷めるが、時間経過と共に相手に慣れると勃たなくなり倦怠期になって別れたきたわがままおじさん。倦怠期になるとキスも手繋ぎもしたくなくなる。基本セックスに対する欲は薄めだが性欲モンスターを調教開花させてしまった為に怒涛のセックスライフを送る羽目に。

現在はたいへん落ち着いているが若かりし頃の暴れん坊具合が半端ではなかった。高校時代はアイドルのような扱いを受けていた(友人談)。例:体育祭のリレーのアンカーで走る前に指差しファンサをして席が沸く、文化祭でライブをして暫く女子生徒から追いかけられる等。冗談みたいだろ?でも何人も高校の同級生から裏が取れてますなんだこれ。

お店の新人とイチャついてたら関係を迫られ、逃げ道がなくなり告白してきた。後に当時は人としては好きだけど恋愛的に好きな感情は無かったとゲロる。今はラインの返事が30分ないだけでブチギレるし見知らぬ男と道で肩がぶつかるだけでビンタしてくるドドドヤバ男と化す。嫉妬モンスター。

当時お店ではトップ2の立場にいたが社内恋愛がバレてクビが飛んだ。けどいろんなところから勧誘がめっちゃきた。結構有名人だった。今は個人店でのんびり働いているが店長の称号をもらえることが確定している。